アイデンティティ

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夕暮れに忘れた靴を 取りにいくつもりだったが この深い青が彩りだけなくすから 嘔吐くように目が覚める カラカラの空を望む頃 色の名前をよく知っていて 「だからなんだ?」 目が覚める 真っ暗の中で 地図が綾になってゆく 陰る橋を抜けた位置 ふたつの世界の線を引き 「こっちからは私の」 こっちからは私の 「違う世界よ」 違う世界よ 夕暮れに忘れた靴を 取りにいくつもりだったが ついでに君に何か 何かさ、言うことが、あったっけ 沈む ... いまさら なごりのみちすがら いみはない ... 雨が降る日に 迷子と名乗るなら カラカラになる日は 何者でもないの 街灯、街灯 街灯、街灯 大人が吐いた心が 腐ってゆく言葉さえ もう少しだけしか 覚えてないのに こっちからは私の 違う世界よ
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