真夏にナマケモノが見る夢は  著 あいざわすず様

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自然保護施設にやってきたはるなさんを含めた動物たちは、素敵な男性たちの数々の手厚いサポートを受けて元気になりました。 団長ははるなさんを良く見てやり、時々撫でてあげました。 暑い森で眠り付いたままなかなか起きなかったはるなさんが、とても心配だったのです。 「怯えることはない。ここは安全だ、早く元気になれ。」 はるなさんは初めてのことに胸が高鳴ります。 (イケメンに撫でてもらえるなんて…!このまま眠りたい…) そして暑い夏のあいだを施設でのんびりと過ごしたはるなさんは… (優しい団長さんや団員さんたちをモデルにした小説がたくさん書けちゃった…!また会いに来てくれないかしら…) 幸せそうに森へ帰り、涼しい木陰でゆっくりとお昼寝をして過ごしたのでした。               おしまい
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