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生意気モフモフは堅牢堅固な『鎧』に囚われる
俺は大アルマジロ先生が嫌いだ。
いつもニコニコ笑顔で穏やかな口調を崩さない。でも聞いていると授業以外で話す内容はほとんど当たり障りのないものばかりで、雰囲気はいつも柔らか。
気に入らない。
どうせ楽して周りに気に入られたいだけなんだろう。
「小リスくん、あとで先生の部屋に来てくれるかな?」
俺はとうとう先生からの呼び出しを食らった。
それが課題をサボったことが原因なのか、最近毎日わざと遅刻をしてきていることが原因なのか……
まあ、きっと両方だけど。
「なんなの、先生」
俺は部屋に入って先生の顔を見るなりそう言った。
「小リスくん。君は最近、遅刻ばかりだね?どうしたのかな、体調でも悪いのかい?」
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