「物識り竜のひこばえは天然勇者にほだされる」の裏話

1/2
前へ
/248ページ
次へ

「物識り竜のひこばえは天然勇者にほだされる」の裏話

 真っ先にネタばらしを致します。 冒頭部分、かつて(本来の)レヴィアの描写は旧約聖書ヨブ記からのほぼ引用です(一部独自解釈→脚色) レヴィア=レヴィアタンです。 ワニだという説があります。 『レヴィアたん』と書くと途端に可愛らしくなるのはザ・日本語マジック!  一方的に突っかかってくる好敵手(ライバル)としては、べへモスを想定しています(全く出てきていませんが) こちらはカバです。 ――この話は動物モノではなくて、あくまでもBLファンタジーのつもりです!  イドリスはカインの息子、つまりアダムとイブとの孫のエノクの別名から名付けました。  『煌めく剣の焔』は漢字は当て字(字面が厨二っぽい)ですが、「エデンの園の東の番として智天使(ケルビム)と共に置かれた」と創世記には書かれています。 エデンを追われた者の子孫がその番の二つ名を得るとは何とも矛盾していますが、あくまでもファンタジーですから!(二度言った) 『イドりん』と書くと『レヴィアたん』とお揃い(笑)でいいかも知れません。  ちなみにケルビムとは複数形です。 単数形はケルブと言います。 熾天使(セラフィム)の単数形はセラフです。 以上、披露の機会が著しく低いだろう豆知識?でした。  (ひこばえ)とは、辞書には「切り株から出た・芽(若い枝)」と掲載されています。 新約聖書ヨハネの黙示録の最後の方に登場する言葉です(他の箇所にもあるかも) 初めて目にした時に「ひこばえとは一体何ぞや?」と思い、調べて知りました。 漢字表記だと読めないし、書けません。  まだまだ全然語り足らないので次頁へと続きます。    
/248ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加