クリスマスの話 ボツ

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クリスマスの話 ボツ

そろそろクリスマス商戦が始まりましたね 絵本ジャンルで書き始めてみたけど やっぱり発射角度が間違っていたらしく 途中が酷い話なので ボツ 「欲しい物」 おとうさんとおかあさん どっちもだいすきだけど どっちもちょっとキライ おかあさんはやさしいけど おとうさんはもっとやさしい おとうさんはいつもおうちにいないけど おかあさんはいつもいっしょにいてくれる おかあさんはピーマンたべてとおこるけど おとうさんはこっそりたべてくれる 「いい子にしてないとサンタさん来ないぞ」 おもちゃを片づけしなかったさっちゃんに お父さんが言いました 「いいも〜ん、おもちゃいっぱいあるも〜ん」 それでもお片づけしないさっちゃんに お母さんが言いました 「悪い子のおもちゃは持ってっちゃうのよ?」 それを聞いたさっちゃんは しぶしぶお片づけをしました 「あっ!またお野菜残してる」 おとうさんが帰ってくるのが遅くって いつもはこっそり食べてくれるのに さっちゃんは泣きながらお野菜を食べました 「ただいま〜あ〜疲れた」 食べ終わったちょうどその時 おとうさんが帰ってきました 「さっちゃんまだごはん食べてたの?」 がんばってお野菜も食べたのに そんなことを言われたさっちゃんは 「パパのいじわる、キライ!」 と言って泣き出してしまいました クリスマス・イブになりました 「今日は早く帰るって言ってたじゃない?」 ご馳走を作っていたお母さんが大声を出したので 頑張って作った積み木が崩れてしまいました 「お母さんがうるさくするから!」 さっちゃんは怒りました 「今日はご馳走にしようと思ったのに!」 おかあさんも怒りました おとうさんがケーキを買ってこなかったので クリスマス・イブだというのに 野菜炒めとお味噌汁だけの晩御飯になりました 「またお野菜残すの?ホントに大事なおもちゃ無くなっちゃうよ!」 おかあさんは何だかいつもより怒ってて さっちゃんはしょんぼりしながらお野菜を食べました カチ、コチ、カチ、コチ… 時計の音がなんだかうるさくて眠れません 「ホントにおもちゃがなくなったらどうしよう」 さっちゃんはベッドから飛び起きておもちゃの箱を見に行きました 「いつまで起きてるの!?」 お片づけをしていたお母さんがかんかんになって怒りました いつものお母さんじゃないみたいです 「早く寝ないとサンタさんも来ないし、大事な物無くなっちゃうよ!」 お母さんに怒られて慌ててベッドに入ります このあと、主人公のさっちゃんはおとうさんとおかあさんがいなくなる夢を見てしまい 号泣して「いいこになるから」っていう流れでしたが あまりにも親のエゴが凄い話になりそうなので全ボツ 最初の出だしで どっちもちょっとキライ って書いたことが、ネガティブ方向に折れたんだな
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