はじめに

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はじめに

 僕はずっと生きている意味を探していた    なぜなら 僕はどうして生きているのか知らなかったから  親に感謝なんてしたことがない  ご先祖様に感謝? あるわけない  恨んだことなら数知れず  どうして僕をこの世に送り込んだのさって    神様がいないとは言わない    いたとしても僕なんて目に入ってない  それほど僕はちっぽけで  いても仕方がない存在なんだ  そんな風にね  ずっといじけていた僕がいた  だけど 知ったんだ  僕って存在は チームなんだって  僕には僕より 僕を想っていて  僕よりずっと 僕を守っている存在がいる  だから 僕は僕を大切にするって決めた  これは   ずっと 心に闇を抱えていた僕が  光の世界へ導かれた物語
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