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個室だから大勢が集まっても大丈夫だが・・・ お昼前に戻って来たお父さんに親父が話すと――― 「娘と息子まで、すみません。ありがとうございます。 宜しくお願いします」 「結城さん、気にしないでください。 困った時は助け合えばよいじゃないですか? 私達のような家柄でも受け入れて下さって感謝してるんです。 力になりますから・・・。今夜からいらっしゃい。夕方に待ってるからね」 親父とお袋は、それだけ言って帰って行った。
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