11人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
零)「お父さん。俺が泊まる日、お父さんが残業があれば、海の迎えを俺にさせていただけませんか?」
「いや、そこまでは・・・」
零)「俺がしたいんです・・・。
海も練習に参加したいだろうし・・・。
平日も泊まれる理由が出来るんで…」
ここまで言ってやっと頷いてくれた。
「実は師走で、仕事も忙しいんだ。頼んでいいか?」
零)「はい、もちろんです」
「海、カバンを取ってくれ」
海)「はーい」
お父さんは、ある袋を取り出した。
「零君、誕生日だっただろう。受け取ってくれ」
最初のコメントを投稿しよう!