19

3/9
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
零)「お父さん。俺が泊まる日、お父さんが残業があれば、海の迎えを俺にさせていただけませんか?」 「いや、そこまでは・・・」 零)「俺がしたいんです・・・。 海も練習に参加したいだろうし・・・。 平日も泊まれる理由が出来るんで…」 ここまで言ってやっと頷いてくれた。 「実は師走で、仕事も忙しいんだ。頼んでいいか?」 零)「はい、もちろんです」 「海、カバンを取ってくれ」 海)「はーい」 お父さんは、ある袋を取り出した。 「零君、誕生日だっただろう。受け取ってくれ」
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!