陸上

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陸上を始めてから数年間、とにかく周りの期待に答えたくて、届かない物に手を触れたくて、それが具体的に何を示しているのか、考えることもなく、ただ走ってきた。 そしてインターハイの後、かつてあれほど一途だった陸上への思いがきれいに失われていることに気づき、自分が限界であることを知り、部活を辞めた。
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