夕暮れの観覧車
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(__もう、疲れた) 「…ごめん、智哉」 電話の向こうで、「え?」という声が聞こえる。 「もう、無理かも」 智也が何か言っているのが聞こえたが、私はそれを無視して電話を切った。 溢れ出る涙を手で拭って、空を見上げた。 こんな楽しい場所で泣くなんてみじめに思えて、けれど我慢ができなくてぽろぽろと涙が溢れた。 (ああ、こんな日に、こんな形で喧嘩なんてしたくなかったのに)
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