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儚(はかな)
ふらふらと
散りゆく季節の
宵闇に溶けていく
痛みと同じように
今日も絡み合う
丁寧な言葉で書き綴って
それでよかったと思えるのなら
それが僕の幸せの基準らしい
風が揺れる 綻びゆく街の中で1人
夢を見て 嘲笑って 生きている
忙しなく響く この音の正体は
未だ知れないまま
目眩く変わってく この季節が
彼方にはどう見えているのだろう?
数え切れない程 想っていたけど
それももう 意味もないよね
この全てが刹那に消えるようで
どこかへ行ってしまいそうで
この儚さは ずっと消えない
このまま 夜が明けるまで…
ちかちかと
映る背中のよう
虚無の空に溶けていく
寂しさと同じように
明日も纏わりつく
日が昇り出す 廃れゆく街の外で1人
今を見て 苦しんで 生きている
微かに響く この音が鳴る場所は
未だ見えないまま
目眩く色づく この命が
彼方にはどう変わって見えるだろう?
数え切れない程 笑い合ったけど
それももう できないよね
この全てが孤独に移るようで
どこかで笑っていそうで
この儚さは ずっと変わらない?
このまま 命が終わるまで…
歴史に刻まれていく
この一瞬でさえも
今までの人生において 無駄なんてことはないと
そう思わせてくれたんだ
星が今日も輝いてる
明日はもっといい日になる?
それだけ知れたらこの儚さは消える?
目眩く揺れる 染まる世界を
彼方はどう捉えているのだろうか?
僕らが思う幸せより きっと離れてるけど
それでもいいよね?
目眩く変わってく この季節が
彼方にはどう見えているのだろう?
数え切れない程 想っていたけど
それももう 意味もないよね
この全てが刹那に消えるようで
どこかへ行ってしまいそうで
この儚さは ずっと消えない
このまま 夜が明けるまで…
この命の 灯火が消えるまで…
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