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アニメ神在月の子供
蒔田彩珠さんが大好きなんで、埼玉県の駅から遠い不便な映画館にわざわざ見に行った。平日だったのもあるけど、お客は三人くらいしかいなかった。今はネトフリで見れますよ。
最初からずっと癒し系の音楽が良かった。で、結局ずっと泣いていた。お母さんの死から来る深い深い喪失から立ち直ろうとする主人公の健気さに心揺さぶられる。(ところでガンバレは病んでる子供には禁句っすね)
主人公のカンナは、走るのが大好きなお母さんを亡くしたばかり。授業にも身が入らず先生に時々怒られている。幸のない小学生のキャラは蒔田さんの掠れた声が合ってる。
カンナは走るのが好きなのに、それが母の死と結びついてトラウマになっている。
心配する父の為にマラソン大会で頑張ろうとするが、結局自暴自棄になり、校庭から飛び出していく。彼女は母が死んで以降、必死で明るく振る舞ってきたが、タガが外れてしまう。
傷心のカンナは神社に行き、ウサギの精霊シロちゃんに出会う。そしてウサギは死んだ母が走りの神、韋駄天だったとカンナに告げる。衝撃の事実を知らされ、とまどうカンナ(ちょっと展開強引)
さらにシロちゃん兎は、なんとカンナが韋駄天の役割を母から継承して出雲まで旅をしなければならないと大真面目に説明する。
驚き呆れるカンナ、出雲に行くことを嫌がる(だって走って行かなければならないから)。ウサギはカンナに、出雲に行けば死んだ母に会えるかもしれないと言う(結構無責任なウサギ)。それでカンナは出雲行きのミッションを即決する。
出雲に行くまでに八百万の神からお土産を受け取らなければならない。次から次へと、ユニークな形態の神様が出てきて、すごく楽しいです。ラスボスの神様はなんとレジェンド声優さまが演じておられまする。
さてさてカンナは無事ミッションをこなして、死んだ母に会えるのだろうか?
ところでサブキャラの鬼の子供、夜叉クンとの友情も泣ける。いい人しか出てこない映画。
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