七海と桃子

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七海と桃子

七海と桃子は里香を何とか助けないといけない。 廃校の明かりがついている教室を外から覗きながら思っていた。 「七海~赤井順に向けて石を投げましょう。 目を覚ましてもらうにはそれしかないわ」 「そうね、とりあえず里香を助けないと~」 二人は教室の窓の外から石を投げた。 それに気がついた赤井順は振り向いた。 「何であなた達来たの?」 その声は姿は男の男性なのに確かに女性の声だった。 「あなたやっぱり赤井順さんに取り付いている 吉本洋子なのね。あなたは交通事故で死んだと 鍵屋先生から聞いてるのよ。 何で小説家になりたい人に近づいて有名小説家に させた後、行方不明にさせるの? それに里香はまだ作家デビューしてないのに ここで暴力まで奮って小説家にさせようとするのは何で❓️」 二人は赤井順に取り付いている吉本洋子に聞いた。 すると、吉本洋子は話し始めた。 「私はずっと小説家になることを夢見ていたのよ。 あの日も小説のアイデアを探しにただ外に行った だけそれなのに何で? 何で私が死ななければいけなかったの? 私はね、この世でまた小説家を目指すのその為には物件が必要なのよ。」 七海と桃子は吉本洋子に聞いた。 「物件❓️」 吉本洋子は 「そう、物件 つまり私と相性がいい居心地のいい か、ら、だ だよ」 「体って?」七海は聞いた。 「私は小説家になりたい子に片っ端から近づいたわ有名になってから私は有名作家の身体の中にずっと取り付くの。 でも里香さん以外は相性が合わなかったずっと 取り付く事が出来なかったのよ。 有名作家になる前にずっと取り付く事ができるか テストとして実際に取り付いてみたの。 でも、相性がいいのは里香さんただ一人 だから一生取り付いて私は有名作家になるつもり だった。 私が声を掛けた子はみんな才能があったわ。 だから有名になれた。 それなのに、やっと物件が見つかったのに里香さんには才能がまるでないのよ。こんな子に取り付いても私は有名小説家になることはできない。 だから特訓してやってるんだよ。 本人の夢と私の物件の為にね」 「じゃあ行方不明の人達は❓️」 「自分である場所に行ったんだよ。そこで小説を書いている……」 ドスン❗その時、赤井順は床に倒れた。 二人は慌てて救急車を呼んだ。そして赤井順と 綾瀬里香は救急車で運ばれた。 二人も付き添いということで、救急車に乗り込んだ 病院に着いた二人は、意識不明の重体で眠り続けて いた。 二人が目を覚ましたのは半年もたってからの事だった。 でも赤井順は、自分が何をしたのか?全く覚えていなかった
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