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◇ ◇ ◇
「今日からお世話になります、相原風太と申します。これからご迷惑おかけしてしまうことがあるとは思いますが、日々成長していけるよう頑張って参りますので、よろしくお願いいたします」
初出社。事務所で皆に挨拶をし、朝礼後は配属された部署に集合する。
「さっきも紹介があったように、今日から私たちと一緒に働く仲間になった相原くんね。華澄ちゃんはすでに知ってるでしょうけど、何か分からないことがあればすぐに聞いて欲しいし、2人もちゃんと教えてあげてね」
部署で俺の紹介をしてくれたのは、面接でお世話になった如月美華さん。俺が配属された総務部の部長である。
面接の時から思っていたが、すごく美人で、俺とそんなに年が離れていなさそうな若さだ。
「はーい」
伸びのある返事をしたのは、俺よりも若く見える女の子だった。第一印象は、可愛い。
「華澄ちゃんのことは知ってるでしょうから、亜美ちゃん自己紹介してちょうだい」
「はーい。えーっと、常磐亜美です。趣味は、アニメとコスプレです。好きな食べ物は、シュークリームです。えーっと、あ、そうだ、誕生日は7月27日です。よろしくです」
「よ、よろしくお願いします」
「あ、敬語じゃなくていいですよ。ウチ、相原さんの1コ下なので」
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