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「わ、わかりました...」
入社初日に突然カギのかかった部屋で美人女上司と2人きり、肩揉みを頼まれるとは...。
言われるがまま、俺は肩を揉み始めた。
「あっ...ん...気持ち良い...。相原くん、上手...」
なんかすげーエロいな...。
ていうか、肩凝ってるとは思えないくらい柔らかいな...。
「いつもは華澄ちゃんか亜美ちゃんに頼んでるけど、やっぱり男の子は力があるから違うね」
いつも肩揉み頼んでたのか...。てか、仕事はしないのか...?
「あの...」
「ん、なに?」
「物置に行くんじゃなかったでしたっけ...?」
さすがに聞いておく。
「あー、あれは嘘。今日は初出社なわけだし、そう気張らず私の肩を揉んでればいいのよー」
なんて自由なんだ...。こんなことして、上の人たちに怒られたりしないのか?
「えーっと...いつまで揉めばいいですか?」
「もう少し揉んでいて...相原くん、肩揉み上手だから、クセになっちゃいそう」
俺は、緊張と力加減の調整で、腕が疲れてしまいそうだ...。
「あの...如月さん...」
「美華」
「え?」
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