どうかしていた私〜あとがきに変えて

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どうかしていた私〜あとがきに変えて

つくる、その行為を思いました。だけど、世の中の殆どの人達は作る事が出来ません。彼らはその作るだけの力がないのではなく、そもそもそう言う行為をしたいと思わない人達なのではないか?或いは、自力で問題を解決する事が精神的に無理な状態なのか、どちらかでしょう。僕は、昔仕事で精神的に追い詰められて居ました。障害者が、自立するための支援の組織に居た頃、沢山の色々な疾患を抱えた人間達を見ていた。彼らに仕事を教えてたりしたんです。されど、障害が彼らには課題として乗り越えなくてはいけない、問題があったのですが、彼らは私に縋り、自分で乗り越えようとはしませんでした。ある意味、卑怯です。狡い。そうやって、自分の問題なのにすり替えて、私の性にする彼らは悪どい。僕は、その問題に固執していた。だが、そんな他人の失敗すらリカバリーしていたら、段々自分の心までがヤサグレて行くんだ。そして、人間関係の破綻を迎える。それは、面白くないなとずっと根に持っていた。だから、その問題に執着するのは辞めた。諦めた。偽善者なんか、演じられるか、って本音。それを優先した。自己犠牲をしていた僕は、きっと僕を愛してくれていた人達さえ、憎悪を持って潰して居た。僕は、荒れて居た。だが、自分が怒ってきた事は、リスカをする人たちを、救おうとしていたのだから、普通の人間でさえ、畏れて避けようとする、センシティブな問題を気持ち悪がるのに、僕が気持ち悪くないよと偽善ぶるのは、どうも嘘の様な気がして、嫌だった。本当は、既にキャパシティオーバーだった。その数の多さに、構いキレなかった。優しすぎると、人は簡単に壊れる。何処かで、冷淡に、同情しそうな自分自身を打ち消さなければならないな、でないと、今度もまた、病み垢潰しなんかする何処ぞのアホと同類になってしまう。彼の様な下衆にだけは死んでもなりたくないから、偽善だった彼に、囚われて居たんだろう。彼は、僕を偽善者だと言ったが、本当に病んでいた病の恐ろしさを知った時、彼は自分が悪い事をしていると思ったか?それとも、その精神に病む人々がどんな思いで生きていて、それを潰して居た君がどんなに悪いのか、自覚してしまったのか、僕をブロックしていた。彼が僕に誹謗した罪は、赦してなかった。けれど、その竜はもう、何も思っていない。僕も誹謗問題は、乗り越えた。他人が悩むのを聴くのも辞めたい。それは、僕の問題ではないから。自分をこれ以上損なう事はもはや、誰も不可能なくらいまで、僕は尽くした。もう、施しは辞める。どうでもよかったから。他人なんか。
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