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試行錯誤
あなたはやめた方がいいですよ
と生活介護の人は言っていた。
あくまで言っていた体だ。
その事に関して、彼が責任をとって、貴方の名前を出して言うと、彼は塩らしくなる。
その事に関して気づいた。
彼は、専門的な知識を学べたから、君には出来ると、踏んでいる、と。
つまり、出来ない事はさせない。
だが、出来ることは、して欲しい
そう言う感じですかね?
と彼は呆けた感じで言うので、きっと僕にしか出来ない仕事なんでしょうね〜?
と、こっちも雑談モード系で話していた。
他の方には甘いんですね?
…いえ、そんな事はないです。加川さんは、きっと、自分ばかり苦労して居る、そう思い込んでます。実際は、皆さん自分の課題に真剣に向き合ってます。
…だろうなぁ
僕は考えて居る事を云う事にした。
粗探ししてますが、O君に、対しては見つかりませんでした。つまり、粗が。
?
いえ、云うまでもない事ですが、彼が悪い人だと、云う感覚には成らないです。
そうなると、僕の中で、問題なんです。彼を、悪いと思うと、彼との関係性が拙くなる。
ビクビクしてたんです。嫌われたくないって。
彼のせいだと思い込んでいたが、本当は、自分の性で、それは彼の性にしたら、楽だったんでしょう。
けれど…
暫しの沈黙の後、彼は語った。
男性が好きなんです!
その気持ちに嘘はなく、彼は純粋に男性に恋愛について、考えていた。
恋愛の形が、もっと、沢山あると思うんです。
今の、僕の闇が、晴れる世界が、訪れると、きっと信じています。
男とか、ふざけんなとか、全部一切合切、全て登壇したらどうなるでしょうか?
彼はそんな被害妄想に駆られていた。
その声は、キミの声じゃない…!!!
彼は存在しない人間の悩みに苦しんでいた。
Aさんだった…
その吐血した血に、ビーカーに飛び出た、血液が、飛沫する。
ビッ!
飛び散る様に、弾け散る。
その血飛沫は、見る間もなく、鮮血だった。
鮮血のASH
彼はボツボツと、独り言の様に、ぼやいている。
テイルズオブアビス
テイルズシリーズの、BUMPがゲーム音楽を、ガッツリ介入した、異例作として、2006年、PlayStationで、リリース。
その中に主人公、世間知らずの彼に、異世界の、二重人格の彼が顕現する話。
その話が今でも未だ、忘れられない。
僕は、彼とまた、出逢うだろう
予言が、何の意味もわからず、憧れた、あの日、窓の外に、広い夢が広がっていると、思い込んでいた。
ガラス玉一つ分に、ふたりはチョット入れない
心地良いリフレインとメロディ。
そのフレーズがキラースパークしている。
あの話は、きっと、現実、リアルだ。
その妄想、本当にあったんだ…
鮮血のASH
彼はもう一度、呟いた。
Dragon Ash
なんてね?フフッと、彼は爽やかに微笑んでいる。
黒瀬深、君を愛していた。
もう、誰も忘れてしまったハンドルネーム
彼が今、僕の前に居るから
彼に素直に伝えている。
誤解、解かないとーきっと、後悔スルから。
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