エコーズオブバイオレットアンドシルバー
1/7
読書設定
目次
前へ
/
7ページ
次へ
「今、どこにいるの?」 君のか細い声が聴こえた。 僕はふと思いついた。この声の糸をたどってみれば、“糸電話”へ語りかける君の姿を見つけられるのかな? 消え入りそうな彼女の声に僕は一抹の不安を抱き、彼女の声をたぐり寄せた。 彼女の声はいつもより震えていたけど、その
声色
(
こわいろ
)
はとても透き通っていた。そして彼女の許可もなしに勝手にのぞいてしまったことを後悔する。 「今は家にいるよ。」
/
7ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
8(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!