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2話
休み時間になると沢山の人が近くに来た。
「こんにちは!私桃山愛華っていうの!よろしく!」髪を染めているのか、水色の髪の子が言った。
「こんにちは」
しっかり受け答えはする。
「おい」
また隣の席の人が話しかけてきた。
「何」
「阿佐暮洲兎だ」
「そう」
洲兎はぶっきらぼうに
「お前の名前決めた。阿沙姫(あさき)陽葵(ひまり)な」
と言ってきた。
「え?」
私は驚いて変な声を出してしまった。
「だーかーらー!!お前の名前は阿沙姫陽葵!!それだけだ!!」
洲兎は顔を赤くすると、走って廊下に行った。
「洲兎馬鹿みたいwwwでさ!君のお名前何ぃ?」
愛華は、笑いながら聞いてきた。
「・・・阿沙姫陽葵」
「え?」
「阿沙姫陽葵だよ。洲兎君が私に名前をくれたんだ」
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