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カラオケで働いて、店の外で金銭の授受を伴う仕事をする子はプロだ。
そこも含めて、全て分かって、何かに隷属するわけでもなく、その仕事に従事している。
そして、そういうところの子は大小あるが……
良くも悪くもこなれている。
悪い事に、金目当てで難癖をつけてくる子もたまに……結構……いる。
だから、僕の前で悲鳴交じりで叫んでいた彼女もその手合いだと僕は値踏みした。
ああ、またかと僕は思った。
だから、それには奴らの土俵で戦ってはダメだと思った。
だから、出来るだけ、酷い仕打ちをした。
そして、その通り、彼女には酷い仕打ちになったのだ。
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