高級寿司

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高級寿司

ストーカー事件が解決した夜から3日後の夕方 何故か、私は高級寿司店に居た その店内のカウンターに座り、 目の前に居るこの寿司店の大将の背後に見える、 メニューらしきものに目を向けている 「なんでも好きなの頼んで」 隣に居るナツキにそう言われ頷いてはみるものの、 メニューを見る限りどれも一貫何千円としている その値段に気圧されて、 何が食べたいのかなんて分からない状態 「あ、大将、俺、中トロといくら」 ナツキはそんな私をよそに、 慣れたように頼んでいる 何故、今こんな高級寿司店に居るのか……
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