詩のあれこれ1

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詩のあれこれ1

ガラクタ 僕はガラクタでできている。 いや正確に言えばガラクタモノの養分が体を回り回っている。 頭が良い人はそれを無駄と呼ぶだろう。 頭の回転が速い人は瞬時に興味をなくすだろう だけどぼくはガラクタに囲まれながらの生活が好きだ。 今日も一日仕事が終わった後、ガラクタで遊ぶ 楽しいな 明日頑張ろうかな。 皮肉り わら 時に人は笑いが必要だ 大きな声で笑うのが正義なら ニヤリと笑うのも正義 心底笑うのは気持ちが良くて 奥底からほくそ笑むのも気持ちが良い 笑いって不思議 笑うのは誰だってできるのに 笑いを作るのは限られた人のみ マネージャーが呼んでいる本番だ ぼくはこうして笑いをするためみんなの前に立つ。そして隣のあいつと息を合わせて今日も開始だ。自己紹介をユニークに話し、スタート。、 みんなの口角が少し上がる。ホッと安心する僕 いやいやコントはまだだ。あいつが睨んでいる。 僕は喋る。ニ週間捻った面白いことを。 嫉妬 あいつだけなんで売れているんだよ いつもそうだムカムカする僕だ あいつの欠点をあげる→僕があいつより勝る点をあげる→あいつを悪く持ち上げる→僕の考えが浅はかだと悟る→僕は嫌悪を持つ→僕はあいつに謝る を繰り返す。 僕だって頑張っている出来る範囲以上努力している(自惚れてない!)。 世の中がおかしいんだ。あいつが売れているのは世の中が悪い方向に向かっているからだ。 僕は1人合点する。 よし今日は寝よう。そうなんだから そうだ。そうだ。 僕は電気を消し布団に入り、1人満足し、目を閉じる。今日は素敵な夢が見れそうだ。 イジメ イジメは生き物だ 駆逐してもまたゾロゾロ復活する。 尽きることがない羽虫だ。 みんな違ってみんな良い  この合言葉通り平和に生きたいな と思ったら大間違い。 みんな違うってみんな嫌だ 本当はこうなんだ。異分子になりたくない 分子同士似ている子と仲良くなりたい 価値観が同じ人が良い 趣味が同じ人が良い 同じ人にならないと突き落とされる。外される。 イジメがなくなればいいのに 認め合うことができればいいのに。 たらればの話 音 街中に流れるさまざまな音 話し声 車の音 自転車の音 風の音 実に多種多様だ 家の中で流れる音 水の音 足音 物音 窓を開けたら、風の音 あっ! 風の音はどこに行っても聞こえる。 大切な音だな。
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