詩のあれこれ3

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詩のあれこれ3

床屋の赤と青と白 ぐるぐると回る クルクルと回る どっちも当てはまる。あの棒の動作。 今見て、ありがたみが沸き起こる。 天然記念物 絶滅危惧種に出会ったようだ。 時価値 時価は平等じゃない 時価は差別的だ 若い時はどれだけ遊んでも時間が余っていた 歳を繰り返すと時間が足りなくなり嘆いた 時価に惑わされ、翻弄される 何者になる? 僕はこれから何になればいいんだ。 表舞台に立つべきか裏方で支えるか 天秤の赴くまま どちらに傾いても全うする。 いや違う。僕には天秤に乗せるものがないんだ。 選べる資格なんてないんだ。 もう理解しろ。僕はもう年齢制限を食らったじゃないか。 恥ずかしい。 恥ずかしい。 もう大した人になったのにまだ可能性を信じている。 現実から逃げられないと知っているじゃないか。 世の中から消えるなんて出来っこないじゃないか。 僕は何になればいいんだ。 何も成れず僕は尽きるんだ。 僕には何が残っている? 僕は今日もいきている。 誰にも知られずに暮らしている。 何者なんだ? 私は一体誰なんだ? 私はみんなのために勉強した。 周りより優れているらしい私は頑張った。 そしたら頑張った分だけお金を貰った。 色々なものを買った。 欲しいものは後悔なく買った。 段々お金をたくさん貰うようになった。 欲しくないものを一応買った。 でも売った。 その生活が続いて私は思った。 『何年続けば私は満たされるんだろう』 ある日、私は決意する。 この世の中で誰もが記憶が残るような死に方をしたい。 私の結論だ。 無論私の勝手気ままな遊戯だ。 包容の無力  誰だって誰かのために頑張りたい 誰だって誰かを助ける力を持っている。 自分自答し、自己解答する。 テンテコマイな現実 他人を気にする余裕はない現状 自分が一番助けられたい本音 だから自分が良ければそれでいい 簡単なことだ難しく悩んでいたって世論はそうなんだ。 布団に潜る。 うっすらと眠気が誘う。気持ちがよく眠れる。 久しぶりだ。
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