詩のあれこれ4

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詩のあれこれ4

雨雲 雨が明けた空 灰色のモヤモヤが残る モヤモヤは何故か1人だ 寂しそうだ 真っ白のモヤモヤは風に乗せられ 視界の外に逃げてしまう。 あの灰色は違う。止まっている。 疑問が湧くが天気の予報士でないので 謎はモヤモヤのまま 一つだけ幼稚な答えをあげる 消えるのが嫌なんだな 答えにならないか 雨合羽 着心地はいかがお客さん? 僕は僕に向かい投げかける いい感じかな 僕は答える よし着て行こう。 僕はそう伝え、家を出る 楽苦(らく) 楽しいことっていっぱいあるそうだ。 有り余りすぎるのが玉に瑕だけど 楽しく生きないと人生は損だそうだ いつまでも楽しく生きるかは不明だけど 苦しいことは避けて通りたいそうだ。 じゃあ苦しみは必要無さそうだ。 こうして楽して生きることをしてみると 苦しみは離れないもんだと知る。 そして苦しみを抱えたまま、楽しいことが 離れていく。 疲れた。 誰かに認められたい なんだろうこの枯渇感は 心が空っぽだ 頭が羨みで占めている なんでだろうこの嫉妬心は 心がドス黒い 誰かの疑いを期待する 結局は無力から来る抵抗なのだ 反発なのだ 僕の無意味な攻防だ 認められたいな。 受け入れてもらいたいな。 初心に戻る 一から後戻り 振り出しに戻る 二を引いた数 ゴールから遠い はじめまして またここから歩こう
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