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「ええっ? モデルですかあ」
あたしが照れながら、声を掛けてきた男を見ると、男は、あたしに向かって言ってはいなかった。
となりを一緒に歩いていた、シンちゃんに言ったのだ。
あたしの幼馴染みのシンちゃんは、身長182センチ、スタイル抜群、
髪と、瞳が、うすいブルーのまるで、ハーフの外国人に見える。
「君さあ、めっちゃかっこいいよね。今さあ、『街角の王子様』っていう
雑誌の特集で、写真撮影してるんだよね。君、出てくんない?」
と、男に言われたシンちゃんが、あたしを見た。
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