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近距離で見つめ合うと、そのままどちらからともなくキスを交わした。
キスなんていつもしているけれど、この部屋でキスするのは当然高校生の時振りで……少し不思議な感じに浸る。
するとキスをされたまま、背後にあるベッドにそっと背中から押し倒された。
「せ、先輩……これ以上はダメですよ?」
「何で? シたい」
「何でって、一階にお父さんとお母さんいるでしょ!」
「二人で買い物行ってくるって言ってた。この部屋、鍵もついてるし。だから大丈夫だ」
「大丈夫だじゃな……あっ」
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