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「な……」
「ホモの美容師に髪触ってほしい人なんていないだろうし、志衣君の仕事はこれからどんどんなくなっちゃうね。まあ、いいじゃん。同じホモの彼氏に食べさせてもらえばさ」
「……っ!」
彼女の言葉に、頭にカッと血がのぼりそうになるも、まさか女の子に掴みかかるわけにもいかず必死に冷静さを保つ。
すると、その時だった。
「そのくらいにしてもらえますか」
後ろから聞こえたその声に振り返ると、そこにはなんと、先輩の姿があった。
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