番外編

9/10
943人が本棚に入れています
本棚に追加
/133ページ
乱れた呼吸を整えていると、先輩がどこからか取り出したローションを手の平に出し、俺の入り口に塗りたくる。 そして彼の指が一本、俺のナカへ慎重に沈み込んできた。 「あ……」 俺のイイところなんてすっかり知り尽くしている先輩の指は、すぐにその場所を探り当て、容赦なく責め立てる。 襲いくる快感の波に、溺れる。 入り口はいつの間にか先輩の指を三本も受け入れて、充分に解されたと自分でも分かる。 「先ぱ……お願い、挿れて……」 震える声でそう訴えると、先輩は意地悪くニヤッと口端を上げた。 「さっきまでダメって言ってたのに?」 「んな……っ。そういうこと言うんですか……!」 「冗談だって。志衣が可愛いからいじめたくなるんだよ」 そう言うと先輩は、中途半端になっていた俺の服を全て脱がし、自分も裸になった。 「挿れるぞ」 ゴムを着けた先輩の自身が入り口に宛てがわれ、ゆっくりとナカに侵入してくる。 「あ……っ」
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!