🌙おまけ✨初めての朝、の初めての夜

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🌙おまけ✨初めての朝、の初めての夜

(※ここから過激表現入りますよ!) 「ところで俺は、今夜ライちゃんからを受け取ってもいいんだよね?」  ベッドに寝そべりながら、小麦色の背中に声をかけた。その瞬間、両肩がビクッと跳ね上がる。 「……え、ああ、ええ。えええ?!」  ライラが完全に挙動不審に陥っている。挙動不審でもカワイイ。  魔王、改めジョルジュ爺さんが俺にこの物語を委ねていったので、ありがたく王宮の一番豪華な部屋を寝室にいただいた。  白大理石の壁と柱。星形タイルが幾何学模様を描く床。青い天蓋付きの豪華なベッド。吊り下げられた巨大なシャンデリア。優雅に流れる上品なムスクの香り。  完全に一国の主である。ライラがハレムなど許すはずがないので、みなさまには家族を用意し、自宅へと戻ってもらった。  この国の姿を創り変えるのは案外大仕事だった。へとへとになって王宮に戻ったときにはすでに一日目の太陽が沈んでいた。王国統治も楽じゃない。  ライラはおずおずとベッドの隅に腰をかける。  「だってリュカ、今日はもう疲れたでしょ? 一体何人分の家族と家を創り出したと思って――」 「じゃあライちゃん、疲れた俺を癒すためにそこでストリップでもして」 「ばっ、馬鹿じゃないのっ! リュカって何でそんなにスケベなの!」  ライラが顔を真っ赤にして怒っている。怒っても何してもカワイイ。  その腕を引っ張り、胸の中に抱え込む。お互いの体温が暑い。早く服脱ぎたい。 「可愛い。大好き。可愛すぎていろいろ我慢できない」  そう囁くと、ライラの背中がぶわっと汗をかく。ほんと素直。素直でカワイイ。もうカワイイしかない。 「……ライラ、どっちがいい?」
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