🌙おまけ✨初めての朝、の初めての夜

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「どっちって、何が?」 「挿れる方と、挿れられる方。俺、どっちでもいける」 「ちょ、ちょっともう! 言い方っ!」 「じゃあ一日交代にしようか? マンネリ防止にいいよね?」 「ちょ、ちょ、待ってってば! 全然話についていけない!」  ライラが腕の中でわたわたしている。わたわたしてるのもカワイイ。可愛過ぎて辛い。 「うそ。ライラがその気になってからでいいよ。もうだいぶ我慢したし、別に少し延びたって、いまさら――」 「……僕もその気だってば」  ダンゴ虫みたいに縮こまりながら、ライラがぼそりとこぼす。 「……でも、リュカみたいに何も知らないから、どうすればいいのかわかんないの。恥ずかしいし、ちょっと怖いし」  あああ、カワイイの洪水で死んじゃう。溺れ死ぬ。 「怖がらなくていいよ。絶対に痛くしないし、好きな子と裸で抱き合ってるだけでも気持ちいいから」 「それは……僕も……思ったけど」  俺が魔王に呑み込まれて死にかけたとき、その場の勢いでをいろいろした。でもさすがに後ろには触ってない。抵抗あるかな、とも思ったし。  あーでも、感じてるときのライラの顔、すーーーーっごくエロかったぁーーーーー 「ねえ! 何か思い出してるでしょ!?」  勘が鋭い。
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