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「……じゃあ質問を変えよう。ライちゃん、男として抱きたい? それとも女の子みたいに抱かれたい?」
訊ねると、もじもじと視線を泳がせる。気長に答えを待っていると、ちらりちらりと俺を盗み見て、ようやく答えを口にした。
「…………どっちかと言えば、その……抱かれたい、です」
ぐわああああああああカワイイいいいいいいいい!!!
理性が吹っ飛び、ライラの上に覆い被さる。ドレスを脱がせながら舌で口の中をかき回した。
背中に腕を差し入れ、背筋にそって指を這わす。ライラの細い腰がしなやかに反る。耳たぶを甘噛みし、胸を撫でながら、首筋を強く吸った。たぶん、このあたり弱い。
「……あっ、……やぁん……リュカぁ……もっ、……ダメ」
「何がダメ? もう勃ってる」
下半身を擦り付けると、ライラの身体がビクッと波打つ。
「どこが気持ちいい?」
「……あぁ、もおっ……よく、わかんなっ……ひやぁっんっ」
胸の突起を舌で転がすと、身をよじりながら甘い声をあげる。
「……なるほど。左の方が感じる」
ちょっとしつこく攻めてみる。ライラが俺の頭をつかみ、下半身をくねらせた。
「んっ……リュカ、……あのっ……僕、もうっ」
「もう、何? どうしてほしい?」
ライラの顔に目をやると、すでに涙と汗でぐちゃぐちゃ。何でこんなに素直な反応するかな。すっごいやる気出るんですけど。
ライラはイヤイヤするように首を振った。
「……もう、我慢できない。お願い」
「何を、お願い?」
脚を開かせると、あそこがビクっと波打つ。――わかる。これは限界。
ライラは両手で顔を覆い、頼りない声で懇願した。
「……いきたいの。いかせて……お願い、触って」
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