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【キス】
斎が急な出張となったのは幼馴染の親友の弟である真太郎がインフルエンザにかかってしまったからだ。
もともと斎は真太郎と同じ部署で、一緒に行くことになっていた先輩が頼んできた。
お世話になった先輩であったし、上司の許可もあり長い出張へといってしまった。
唇を指で挟んでふにふにと動かす。
いってきますのキスをしてから一週間。口寂しくて仕方がない。
「斎君、口がさみしい」
メールにちゅーの絵文字と唇の写真を添付すると、すぐに斎からのメールがかえってきた。
<(*´з`)❤❤ >
そして添付写真には穣が送った唇の写真を表示し、キスをする斎の姿が。
一緒にいった先輩は二人の関係を知っているので協力してくれているのだろう。
「はぁっ、今の僕にこれは駄目だって」
こんなかわいい姿を見て、下半身のものが反応してしまう。
中から取り出して画面をみながらこすりはじめる。
一人でしている所を撮って送ってやろうか。
そんな気持ちに一瞬なりかけたが、さすがにそれはやめておこう。
そのかわり、出張から帰ってきた日はシャワーをする前に服を全部脱がせて、匂いを嗅ぎまくり、厭らしい音をたてながら舐めまくり「てめぇ、俺の可愛い乳首がぷっくぷくでまっかじゅあねぇか」と言わせてやると考えながらイッていた。
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あとがき
穣視点でも書いてみました。斎に対して溺愛しているので変なことを考えて抜ける男です。
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