第二章◆ここにいるよ

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「もー、しょうがないなぁ。こんな時はやっぱ私がいないどだめだね。分かった、すぐ行くよ!」 この言葉、そして行動力。 思わずうるるっときちゃうくらい、とにかく嬉しい。 璃咲は私の親友だって、自信を持って言える。 ………でもこんな時、私に彼氏がいたりしたら、そっちに頼るのかな…。 …いや、今後どんな彼氏ができたとしても、璃咲への依存は変わらない気がする。 以前彼氏がいた時も、何かあった時に真っ先に浮かぶのは、いつでも璃咲の顔だった。 璃咲の存在ってまた別物なんだよなー。
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