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「ただいま、美里。体調は大丈夫か?病院には?」
「おかえりなさい。病院にはきちんと行ったわ。報告することがあるの」
彼の耳元でささやく。
「二人目が出来たわ」
私の想像どおり、宏夢は驚いた後、大喜びで抱き締めてきた。
「美里……ありがとう、幸せだ……」
愛情に満ちた声に胸がいっぱいになって、私も彼の背中に静かに腕を回していた。
おわり
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