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「本当にいたんですよ!!」
そう言ったらなんとかミーラは誤魔化せたけど、イオンはそういかんかった。
「けど、このワイマって子が言うてる。長くおったら出会さんでも影くらい見るやろうし……」
『嘘だったらどうなっても知りませんよ』
そう言えば、ミーラも不服そうにしてたなぁ。
あ、せやせや。
「なぁ、それよりこの子お風呂入れてあげられへんかな? 捨て犬やったら可哀想やし飼ってあげる事も視野に入れんと」
「まぁ、それは構いませんけど……おかしいですね、確かに噂は聞いたのに」
と言いながらイオンはお風呂場へとお湯を沸かしに向かった。
「チイは優しいなぁ~♪見知らぬ動物まで助けてあげるなんて」
そしてヒューイは我関せず状態。
呑気にソファでくつろいでた。
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