18人が本棚に入れています
本棚に追加
/64ページ
世は平成の時代。妖怪やモノノケといった者たちが忘れ去られた時代に一匹の化け狐がいた。その狐はフサフサと柔らかい毛を持っており、綺麗な澄んだ目をしているとても美しいメスの狐である。
狐は普段はその姿を麗しき少女に変えて生活している。
何故一つの場所に腰を下ろして、ゆったりすごそうとしないのか。目新しいものを求めているのか?それとも何かから逃げているのか、我々には分からぬことだ。
しかし、一つだけ分かっていることは、その狐の行く場所行く場所では、何かしら起こるということだ。
最初のコメントを投稿しよう!