23人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
だから、俺は今ここで、この青空に誓う。
「俺、たとえお前が嫌がったとしても、絶対にお前のこと離さねぇから」
……実際には、彼女に本気で嫌がられてしまったら、すぐに離してしまうのかもしれない。
彼女が嫌がるようなことは、絶対にしたくないから。
……でも、
「それはこっちのセリフ。頼まれても、離れてやんないから」
彼女が笑ってそう言ってくれるから、俺は堂々と誓えるんだ。
「ずっと一緒にいような!」
「ずっと一緒だからね!」
2人の声が見事に重なってしまって、俺たちはしばらく笑っていた。
最初のコメントを投稿しよう!