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※本作品「宇宙神エマ・ディアプトラ ~UCHUJINEMA~」は前作「宇宙神エマ・フィキメイシア ~UCHUJINEMA~」の続編です。まだお読みでない方は、ぜひそちらも読んでみてください。
神の力
神の修行
怪しき波動
伝説の神
火星へ
晩餐会
神の力
「エマ。ゼノン父さんの能力ってどんな力なのかな? 」
中山直也が夕食を摂りながら、疑問を口にした。
直也とエマは、地球から20万キロ彼方にあるエデンで夫婦の誓いを立てた。
だがまだ20歳にならないため、日本の法律上は中山家の子どもであり、未成年者である。
ちなみに実子である直也と、養子のエマは問題なく結婚できる。
もう一人中山愛も同じ高校に通い、同じ予備校にも通っている。
3人は神の一族である。
直也は風の神、エマは炎の神、愛は美の女神である。
そして神の一族は、超人的な力をもっているため、すべてにおいて人間よりも優れた力を発揮することができるのだ。
直也が緊迫したムードで話すので、エマはハッとした。
「どうしたの? 急に」
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