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プロローグ
烏天狗を
「おや、よく来てくださいました。お客様。
ここはそうですね。ここは客間といった所でしょうか。まあ、そう立ってないで腰をかけてください。」
そこには座布団に木の丸い机、お茶とせんべいが真ん中に置かれていた。
代名詞な祖母の家。そんな感じだ。そしては大きな扉が置かれてある。
「ワタクシは鳥天狗と申します。ここでは軽くこの物語りの
紹介をしております。気に入りましたら、未知の世界に足を踏み入れて
見てください。」
「この物語は2030年。プロローグのお時間が2021となると少し先の未来
の話となりますね。なに、10年ぐらい妖怪からしたら大した変わりはありませんよ。まあ、人間様なので、多少身長が変わったり、体が痛くなったり。」
「冗談はここまでとし、ではこの物語で、重要な言葉、この物語の鍵を握る3人について軽く紹介します。」
「まずは、異能。
それは生まれ持った時のみに与えられる特別な力
選ばれた人のみが力を授かります。
なにを基準に選ばれるのかって?それは読んでからのお楽しみです。」
「次にモノノ怪:妖怪。
物は同じです。どちらも大した違いはありません。=とまでは行きませんが。
では、ここは特別にお教えしましょう。我は妖怪烏天狗ですが、妖怪:モノノ怪には上位関係があります。モノノ怪は下位の存在。妖怪は上位の存在。そんな感じでよろしいでしょう。」
「次にこの物語のキーを握る3人の存在。言わば主人公ですね。
ある者は偶然にも妖怪からただ、1人助けられた青年。
そしてある者は、見ず知らずの少年をたまたま助けた鬼
そして、ある者は、、、ここは、内緒にしましょう。
全て分かってしまっては面白みがありませんもね。誰が残りの1人か探して見てください」
烏天狗「まあ、ここまでと言った所でしょう。
これ以上言うと流石に飽きてしまいますものね。
茶も飲みきり終わった頃でしょう。
では、物語りを楽、、、
? 「ちょっとまって!!」
話の途中で小さな女の子?が話を遮ってきた。
鳥天狗「なしたのですか?猫又。今お客様と大切なお話を、、、
猫又 「私も大切な話!!怒るよ😡」
また、話を遮った。
烏天狗「分かりました。それで、大切な話とはなんですか?」
猫又「今居るお客様も、Twitterに連絡入れてくれたら、もしかしたら
この物語に入れるかもって話。どう。大事でしょ。」
自信満々な少女は、猫のしっぽをフリフリさせながら言った。
烏天狗「大丈夫な所を忘れてますよ。この世にTwitterのアカウントなんて幾つ
あるとおもってるんですか。アカウント名を教えないと」
猫又は、ハッとした。
猫又「忘れてた。@IORI1209ってアカウントだよ。
DMは空いてるから、何時でもキャラメイクを送ってよ。
まあ、採用するかは主が決めることだけどね。
烏天狗「よく出来ました。」
猫又「僕はガキじゃない。こう見えても、1000歳は超えてるんだぞ!!」
烏天狗「分かりましたよ。まったく。」
猫又、烏天狗「では、物語りを楽しんでね!!」
目の前の大きな扉が開かれた。
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