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episode.6
「寝れないなんて、最悪だ〜...。」
「澄春さん?寝てたら、承知しないからね?」
「はーい。てか、寝ようとなんかしてません〜。」
「明らかに寝ようとしてたでしょ。」
「寝ないから!見ててよね!」
−5分後−
「ぐぅぅぅぅぅぅぅぅ...」
「甘寧、結局寝てるじゃんw」
「せんせー、佐伯くんを隣にさせても、意味なんかないよー!」
「先生、澄春には諦めたよ...。」
「澄春さん、寝てるし...。」
「ぐぅぅぅぅぅぅぅぅ...」
クシャクシャ(頭を撫でた)
「澄春さん...、可愛いな。」
「ぐぅぅぅぅぅぅぅぅ...」
−1時間目終了−
「甘寧!結局寝てたじゃん!」
「ふぁぁぁぁぁ...」
「こら!甘寧!大あくびしない!」
「莉恋〜...、眠いんだからさ...、あくびくらいはさせて...」
「だーめ!」
「えぇ...」
「てかさ、あのイケメンに寝顔見られてたよ。」
「...はぁぁぁ!?!?」
「ちょっと!佐伯くん!」
「ん?なーに?澄春さん。」
「私の寝顔見たでしょ!?」
「うん。見たよ。可愛かった。」
「...かっ可愛くなんか無いもん!とにかく寝顔見ないでよね!」
タッタッタッタ...
「ほんとに可愛かったのに...。」
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