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*限界値って?*
「でもでも、女神様の黄金比率はホント凄いよー(☆▽☆)」
「もっと胸の空いたワンピースなら正確性が上がったのに~。
(・・?何故、鎖骨までのデザインなんだか?」
「あなたねぇ、そう言って獣人族の皆の前で測ってたでしょ」
「しかも突然メジャーと言うから何かと思って買いに走らせて!」
「私が止めなきゃ、みんな怒ってたわよ」
「イヤー(人 •͈ᴗ•͈)優しい獣人族の皆さんで助かりましたあ〜」
「このバカ」
「わぁ暴力反対」
「おいまた新記録を出したそうだぜ」
足早に皆が走り校庭にて騒ぎ回っている。
「ねぇマリア達は見に行かないの?」
年上の獣人族がそう言い、走り去った。
ぞろぞろ
目の前を校庭目指し走るヒトたち。
人間、獣人族。
マリア達はキョトンとしている(☉。☉)!((・ω・)
しかも
ニコルは面白がっている様子だ。
「生物の速度制限はどこまでなのか?
限界値は?ԅ( ͒ ͒ )ᕤ」
‥‥と、この調子ƪ(‾.‾“)
「でもニコル?いつもトップ2で競い合うから分からないのよね」
マリアの声にニコルは悩みだした。
「それなのよねぇーしかも大学の外では、もっと早い種も
いるかも知れないし〜??<(o_O;;)>ウ~ン」
そういうけどね、獣人族のチイタ(チーター)が一番でしょ?とマリア
「甘いわねぇ、水属性のスイム(魚人族)の方が早いわ」
「スイムってあの、見た目が怖そうな奴!」
「余りお近づきになりたくないわね¯\_( ͠° ͟ʖ °͠ )_/¯」
「性質は大人しいと言うけど、要するに半魚人よ、
ワー厶(人型にもなれるヘビ族)やゲコ族(ヤモリ族)の
獣人族より酷いわ(((@_@;))ブルブル 」
「あ、マリアはグロいのは駄目だったわね」
「ニコル。生物の速度限界はたかが知れてるわ、
形状を変えた人間離れした者しか出せない速度なのよ!」
「その点、機械は開発すればどうにかなる!!!
今こそパワー型のエアロバイクの完成を!('◇')/」
「ああ、あのトロトロ浮いてるやつ(─.─||)」
「あのね安全性を考慮して、ああなっちゃったのよ」
「聞いてる?教授の意見に学生の先輩まで一緒になって!」
「理論上は出来るはずなのに!」
「はいはい、理論上はね」
「こら、聞きなさいニコル!斥力を効率化する、
膨大な威力のエネルギー鉱石に気付いたの」
「始まった、マリアのメカオタク〜(꒪꒳꒪)〜ラララ
しかも言い出すと長いぞ、長い〜」
「お父さんは危険な石と言うし、獣人族も制御が難しいとかで、
よほど大きな錬成にしか使わないらしいけどね!」
「‼⁉‥\(๑╹◡╹๑)ノ♬‥‥‥ん?」
おちゃらけて歌ってごまかし、逃げようとしたニコルの足が止まった。
思わず振り返る
「(((;;;・~・;)それって、まさか」
「うん魔力の塊(• ▽ •;))」
「やめなさい、そんなの制御できる訳がない!」
断言する声に、マリアが不敵に答える。
「(* ̄▽ ̄)フフフッ♪もう、9割型試作で完成してるわ。
あとは試運転だけよ・・」
「やめれー、いやな予感がする~ひええ(/>_<;;)/」
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