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(恋愛)AIで相手を決め、恋愛をしなくなった世界の話
『恋愛が贅沢となった世界で』
時は今より少し未来の世界。
少子化対策として結婚できる年齢になると、政府が運営している婚活アプリAIに強制的に登録させられる。そのアプリで心理テストのような検査を受けることにより、結婚相手を割り出すことができた。
AIが候補にあげた結婚相手の相性はほぼ100%。ただし、理想の相手(顔がいい、お金持ちなど)かは運。しかし、アプリでのお見合いや結婚後の生活費など政府からの補填がいくつもある(条件として、AIの精度向上のため、定期的に調査を受けることになる)。
そのAIによる婚活アプリにより、人々は「恋愛」を贅沢品と感じるようになった。
主人公は数少ない彼氏持ち。先のない「恋愛」に友人からの理解はない。それもそのはず、その彼氏には何かと不満だらけだ。イケメンでお金は持っているが、マナーには厳しくケチな人だった。何かと息苦しく感じていた主人公はマメにAIの検査を受けた。
主人公には婚活アプリにより、100%相性の良い相手がいた。家族からも催促され、主人公はその相手に会うことに。身の丈に合う彼に息苦しさを全く感じなかった。相性の良い相手に迫られる主人公だったが・・・・・・。
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