3人が本棚に入れています
本棚に追加
episode.4
−次の日の朝−
ピピピピピッ
「アラーム、うるさーい...。」
ガチャ
「夕!起きなさい!朝日くん待ってる!」
「え?今日も朝日、来てんの?」
「そう!準備して!」
「起きないと!」
−10分後−
「いってきまーす!」
「いってらっしゃい!」
ガチャ
「朝日ごめん!また待たせた!」
「...別にいーよ」
「行こっか!」
−学校−
「天音ー!おはよー!」
「おはよ。夕。今日も家に来たんだね。朝日くん。」
「うん!来たー!おかげで遅刻しなかったー!」
「朝日くんにありがとうって言ってきな!」
「うん!」
「朝日!今日も朝、家来てくれてありがとう!おかげで遅刻しなかったよ!」
「いーよ。」
「お礼言ってきたよー!」
「よくやった。」
ガラッ
「おはよう!皆!」
「あ、先生おはよー!」
「先生、やけにテンション高いねー」
「そうだろ?実はな、今日!転校生来ましたー!」
「「「「「えぇぇぇ!?」」」」」」
「しかもな、双子で二人共かなりのイケメンなんだよー!」
「まじぃ!?」
「早く登場してー!」
「待て待てwさぁ、入ってくれ!」
ガラッ
...
「転校生の宇佐見兄弟だ!」
「こんにちは。兄の宇佐見水月(みずき)です。」
「弟の宇佐見多央(たお)です。」
...
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「キャアァァァァァァ!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「うるさいぞw静かにしてやれ。」
「はーい。」
「席は...、青崎の右の隣と左の隣にしようか。」
「わかりましたー。」
「青崎さん?」
「ここだよー。青崎夕っていうの!よろしくー!」
「「//」」
「水月、俺、青崎さんに一目惚れした。」
「多央もか...。似過ぎだな。実は俺も青崎さんに一目惚れした。」
「どうする?もう言う?」
「言おう。同時に言おうよ。」
「分かった。」
「「青崎さん。」」
「ん?何?宇佐見兄弟。」
「「俺達。」」
「ん?」
「「青崎さんに一目惚れした」」
...
「...え!?夕が告白された!」
「夕、どうするの!?こんなイケメンの双子に告白されて!」
「...え?今、なんて言った...?」
「だからぁ、俺達二人共、青崎さんに一目惚れしたってこと。」
「...え?」
最初のコメントを投稿しよう!