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そんなトコじゃ気持ち良くなんねーよ、と思いながらも腰を揺らして少しでも浩太の指から逃げようとしていた涼だったが、浩太の指の腹で膀胱の辺りを擦られた瞬間、ムズムズッとした感覚が腰から這い上がってくる。
「確か…この辺りがよかったんだよね」
「…はっ!? …ぅ…ッ…!」
(ウソだろ!?)
涼の中に入っている浩太の指で内壁を擦られるたびに、何とも言えない快感が沸き起こり、その感覚に驚いて声が出せないでいる涼の体全体に伝播して行く。
ローションのぬめりを借りてとろりと蕩ける涼の後孔に突き入れる指を忙しなく動かし、涼が感じる場所を何度も何度も指の腹で擦り、戻ることなどできない快感の絶頂へと導く。
「…はっ、はぁ…! んンッ…!」
なんでケツの穴に指突っ込まれて感じてんだよ、オレ…! と内心で叫んでみるものの――…
「はぁ…んンッ…ッ…!」
涼の踏ん張り虚しく、まるで自分の意思を無視した勢いで射精してしまう。
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