(一)

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「まあ、男子なんて星の数ほどもいるし……。  あ、そうだ。もうすぐかな……」  ひとりごちた彼女は、立ちあがると、ワタシを元通りソファーに置いた。  その刹那、壁掛け時計が目に入った。  ―――そう、もうすぐ。
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