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一 番 に 私 に だ け 知 ら せ て 欲 し か っ た .
楽しかったことも
嬉しかったことも
完全把握してたかった .
私は全部知ってるんだ
って自惚れていたかった .
『___亜美ちゃんに言うのが最後だぁ、w
実は、琳と付き合うことになったんだ . . . / / / 』
いや、やっぱり照れた顔なんか見たくないし
知らせないで欲しかったかも . w
嘘つきで
我儘で
自己中で
見栄っ張りな私 .
そんな私の唯一の味方だった
かっこよくて
優しくて
ちょっと抜けてる彗斗くん .
いつまでも私のことだけ『亜美ちゃん』って
ちゃん付けしてたのも
私のことなんか眼中にない
っていう気持ちの現れだったんだね .
あーあ、何にも無くなっちゃったや . w
今頃は凛と二人で仲良くしてるんだろーね .
お得意のあまぁーい言葉なんか吐いちゃって
反吐が出る.
そんな風に、彗斗くんのことを
1人で歩きながら詰る .
. . . やだなぁ、ほんと .
こんなに悔しくて
悲しいのに
「___まだ、彗斗くんのことが好きなんだ . . . 」
私って、こんなに諦め悪かったっけ . w
せっかくのメイクが落ちちゃうくらい目をごしごし擦る .
さて、
明日からどう生きていこうかな ?
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