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天津飯・天国
こうして、中華料理店主暗殺事件は、未遂に終わったのだった。
朝食で、マーくんは、お父さんの前で、堂々とスプーンで天津飯を食べていた。
「天津飯もいけるだろう?」
お父さんが言った。
「ええ、美味しいです。お父さん」
マーくんが、昨日とはうって変わって、リラックスした笑顔で言った。
あたしの彼は、イケメン・スパイ。
しかし、アメリカやロシアのスパイより、八宝菜のうずらの卵が苦手である。
おわり
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