神様と顔

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 俺は指名手配犯の顔に変身してしまったわけか。  たしかに神様は俺の言う通り、願いを叶えてくれたわけだが……。  呆然とする俺の肩を誰かが叩いた。  振り返ると、立っていたのは男性警察官だった。  警察官は持っていた手錠をジャラリと鳴らし、俺の手首をギュッと掴んだ。
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