走り出す〜かんだがわ〜

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 「お兄ちゃん、肌弱くてすぐにのぼせるからサウナは遠慮しとくよ。ついでに、健太郎くんとリフォームについて色々相談しとくねえ」  兄貴がそう言ったので、龍之介と二人でサウナに入りました。まだ早めの時間だからか、他に客は一人もいません。  「ってか、健太郎もたいがいだけど。みな君のも、すげーでかいよね。何食ったら、そんなにでかくなれるの?」  「身長の話ですよね!?ってか、サウナに入って第一声がそれかよ。部活やってるから兄貴が肉料理多めにしてくれるのと、空き時間に大豆食ったりとかプロテイン…?」  「大豆、そうか大豆か。イソフラボンね。やっぱ効果あるんだ」  「それは、女性の胸の話じゃないのか…?ってか、今だから兄貴の料理で栄養行き届いてるけどな。ちょっと前まで、親父と二人でロクなもん食ってなかったぞ。お手伝いさんは、誰一人居つかねーしさ」  「そうなんだ。じゃあ、食い物が原因でもないのね。気になるなー、みな君がどうしてそうなれたか」  「あのなぁ…人のことを何だと。それと、みなと『さん』な?今更だけど。これでも、年上なんだから」  「うん。みなと『さん』。オレ、本当はみなとさんの事すっげー憧れてたんだよね。名門校通って、部活ではレギュラーで。その上、そちらもご立派とかチートすぎるじゃん?どうすればそうなれるのか、是非教えてほしいなあ。…駄目?」  「お、おう。そこまで言うなら仕方ねーな。このみなとお兄さんが、何でも力になるぜ!」  つい、安請け合いをしてしまった。全く、知らない読者さんが見たらおれの事をチョロい奴と思われそうだ。    …あ。と言うわけで、だいぶ前から察していたと思いますが下ネタ回です。最近多いですね。作者の趣味なんでしょうか。苦手な方は、左上の×を押下することをオススメいたします…。  でも、何だか下ネタのが食いつきがいい気がするんだよねえ。
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