転校した先は推しのいる学園

転校初日の放課後

私は生徒会長と目が合った時、目をそらして俯いてしまったことを、
悔しく思いながら残りの3時間を過ごした。
放課後
私は友達と帰る約束をしていたが、用事を思い出したのか、
その友達は先に帰ってしまった。
私は一人で悲しく帰ろうと思い、昇降口まで行った時、
希「麗奈。」
麗「はい。」
生「もう転入生の名前覚えたの？」
希「そうだよ。だって、名前を覚えとかないと大変じゃない？」
望「麗奈、今から一人で帰るの？」
麗「はい。」
希「ちょっと話したいことがあるから生徒会室に来て。」
麗「はい。」

生徒会室
希「座っていいよ。」
麗「ありがとうございます。」
希「あのさ、今日昼に屋上にいたよね。」
麗「はい。」
希「その時に、皆がなにか言ってるのに麗奈何で無視したの？」
麗「話せなかったから。（ボソッ）」
希「話してくれても良かったのに。」
麗「そうなんですか？」
希「そうだよ。」
麗「すいませんでした。」
希「いいよ。」
麗「ありがとうございます。」
希「もう遅いから一緒に帰る？」
麗「・・・（頷く）」